「洋風おせち」と何が違うの?
『フレンチおせち』ってどんなもの?
おいしい『フレンチおせち』はどれ?
フレンチおせちについて、順を追って説明してまいります。
「洋風おせち」と「フレンチおせち」の違いは?
『洋風おせち』の歴史はまだ浅く、明確な定義は特にありません。
ここ数年少しずつ洋風おせちが浸透し始め、商品数も増え、中身も様々です。
洋風おせちは、大きく次の3つに分けられます。
- フレンチのお店が作る(監修した)おせち
「フレンチおせち」と呼ばれるものです。
テリーヌやパテなど手の込んだ料理が並びます。
フレンチならではの濃くのある味付けが特徴的。
- イタリアンのお店が作る(監修した)おせち
「イタリアンおせち」と呼ばれるものです。
オリーブオイルや魚介が多く使われ、味付けはシンプルに素材の味を生かした料理が並びます。
- 万人向けの洋風料理全般を盛り込んだおせち
なじみ深いビーフシチューやグラタンなど、日本人向けの味付けで万人に好かれる料理が並びます。
フレンチおせちの特徴
フレンチならではの手の込んだ料理が特徴です。
「フレンチおせち」によくはいっているフレンチ料理を4つご紹介します。
- テリーヌ・パテ
肉、魚、野菜などを細かく刻んだもの、すりつぶしたものを、長方形の深めの容器に詰めて調理したものをテリーヌと言います。
また、テリーヌの材料をパイ生地で包んで焼いたものをパテと言います。
色とりどりの材料を使用することによって、切り口のデザインがとても華やかになります。
見た目にもこだわりたいフレンチおせちに、ぴったりの料理です。
- リエット
肉をすりつぶしペースト状にしたものをリエットと言います。
少し濃いめに味付けされていて、バゲットやクラッカーなどに塗って食べます。
お酒との相性も良いです。
- コンフィ
肉などを、低温の油でじっくり加熱したものを「コンフィ」と言います。
お肉の保存性を高めると同時に、お肉をしっとりやわらかく仕上げることができます。
- コンポート
果物をシロップで煮たもの。色取りも華やかでデザートにぴったりです。
他にも、キッシュ、ムール貝、ラタトゥイユなど、フレンチならではの料理も入ります。
おすすめのフレンチおせち
本格的なフレンチを盛り込んだ「フレンチおせち」を1つご紹介します。
渋谷代官山のフレンチ「メゾン・ド・スリジェ」の洋風おせち
フォアグラのテリーヌ、豚肉のパテ、白金豚のリエット、洋ナシのコンポート、ラタトゥイユなどフレンチ料理が楽しめます。
一品一品、こだわりの食材を丁寧に手作りしてあります。
お値段は張りますが、満足できる本格フレンチおせちです。
2人前 | 3~4人前 |
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2段、13品目 |
3段、20品目 |
こちらで、厳選の『洋風おせち』おすすめランキングを紹介しています。
ご覧ください。